高額報酬を得て稼いで行くことができるフリーエンジニアは、人気の職種の一つである。
適切なキャリアと経験があり、相応の能力を持ち合わせていれば、仕事の獲得を行うこともそれほど難しいことではない。
ある程度の仕事をしていくことができれば、企業に勤めるよりも収入が高くなるのが一般的となっている。
そのため、企業に勤めてキャリアをつけてから転職するというのが典型的なキャリアパスとして歩まれる。
一方、フリーエンジニアとして高額の仕事を請け負っていくことができるのは、30代程度までという傾向がある。
企業に発注するのに比べて依頼主側にもメリットがなければならず、若くてスピーディーに仕事をこなしてくれるということが期待されることが多いからである。
そのため、フリーエンジニアとして稼いだ後で転職をするという道を選ぶようになることも珍しくはない。
高額案件を受けてきていると、幅広い仕事に携わってきている場合が多く、その能力は企業においても評価されることが多い。
そのため、プロジェクトリーダーやディレクター、コンサルタント等の管理的な立場において40代程度になっても採用してくれる企業も多く、キャリアがそのまま転職においてプラスに働くという特徴がある。
しかし、その際には実績と経験が重視される傾向が大きいことから、予めプロジェクトリーダー等の仕事も受託して経験を積んでおくことが、円滑に転職するために有益な方法となるのである。